●279 登山の樂み とざんのたのしみ 〇たまなすあせをゆあみ

 表題:登山の樂み[登山の楽しみ]
 読み:とざんのたのしみ

 収録:(A)現代女子音樂 1〔改訂版〕 瀧起堂編 大阪音樂學校樂友會 1927(S.2).2=初/1928(S.3).1=改訂修正3版 ◎[A3-4],Copy=[Ka4]
    (B)現代音樂 歌曲集 1 瀧起堂編 大阪音樂學校樂友會 1928(S.3).?=初 ◎Copy=(K23)

 記譜:単声(伴奏なし) ト長調 2/4

 インチピット:ソ|ドド|ドラ|ソミラソ|ソミレド|

 曲:不詳
 詞:犬童球渓


[詞] ※現代音樂 歌曲集 1より

1.玉なす汗をゆ浴み 木(こ)の根傳ひ山を攀(よ)ぢて
  谷間の清水を酌(く)むも 青葉の嵐を浴ぶるも
  うれしや深山(みやま)のたまもの

2.小暗(をぐら)き森をくゞり 雲の上の峯を踏みて
  奇(くす)しき鳥の音(ね)きくも 涯(はて)なき眺望(ながめ)をめづるも
  樂しや深山(みやま)の惠ぞ

  ※深山は(登山)でも可
  ※歌詞表では 谷間の清水 が 谷間の流れ になっている


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